

クラシックカー
現代のクルマは新技術を搭載したり、環境性能を追求したり、さらには洗練されたデザインが採用されるなど、最新モデルならではの魅力を備えています。
その一方で、誕生から20年以上も経過した過去の古いクルマを「旧車」と呼び、あえて現代で乗る楽しみ方も人気になっており、程度の良い人気モデルは相場が高騰する事態になっています。昔から「クラシックカー」と呼ばれるジャンルは、1960年代や1970年代のモデルを指します。さらに時代が進んだ1980年代から1990年代、そして1990年代から2000年代のクルマが「ネオクラシック」と呼ばれ、価値が高まっています。当時はまだ280馬力の自主規制枠がありながらもハイパワー&新技術競争が激化。バブル景気の影響もあって、多額の費用をかけて開発された時代でした。
なかでも別格なのが日産「スカイラインGT-R」(R32)とホンダ「NSX」(初代)。また三菱「ランエボ」シリーズやスバル「インプレッサWRX STi ver.」シリーズなどもプレミア価格で取引されています。これは、中古車としては古過ぎたり、環境性能や燃費性能が重視されるようになって、パワーを求めていた時代の車両が軒並み淘汰され数を減らしたことも大きいでしょう。そのように、クラシックカーのトレンドも時代とともに変化をしていきます。KSTでは、その変化に的確に対応できるよう、日々、世界からの情報を集約しています。
また、クラシックカーは投資の対象としても注目されています。クラシックカー投資はその名の通り、希少性の高い車を購入して、価格が魅力的な水準になった段階で売却することで収益を得る手法です。一般的な自動車は年数が経てば市場価格は低下するため、収益を上げるのは困難です。しかし、希少性と人気が高い車種をうまく選別して保有すれば、購入価格が売却価格を上回るケースは決して少なくありません。
一例として特に高いリターンが実現した事例を挙げると、1959年製「250 GTベルリネッタ」LWB(ロング・ホイールベース)は、2003年時点では119万5,691ドルでしたが、2012年には同型車が671万ドルで売却されたとのこと。売却できる品質で保管しておけばリターンにして約400%、500万ドル以上も収益が発生した計算になります。
クラシックカー投資では、所有期間は趣味を兼ねて自分で乗る方もいますし、傷まないように保管して値上がりを待つ方もいます。KSTでは、投資対象である車を前提にしながら、それぞれの用途にも沿うような、お車の選定からお手伝いをさせていただきます。また、仕入れる際には、質の良い車を可能な限り安価で、売却の際には、どのような売却方法が、高値での売却が可能となるのか、日本国内はもちろん、欧米、アジア、アフリカを中心に世界中を市場と捉え、お客様の財産としての車両価値の最大化のお手伝いをさせていただきます。